成都といえば、三国志とパンダが有名。
そこで、「成都大熊猫繁殖基地」という場所へ行ってみた。
動物園とはひと味違い、パンダの繁殖を目的としている。
成都大熊猫繁殖基地は、成都市北郊外の斧頭山に位置し、
市内から約10キロ。
パンダマークの市内バスが走っているから、
簡単に行くことができる。
パンダは中国では「大熊猫」と呼ばれ、
台湾では「大猫熊」と言うらしい。
空想上の生物と思われていたが、
フランスのキリスト教の宣教師・ダイヴェによって発見された。
現在、パンダは世界野生動物保護と平和友好のシンボルとして
世界各国の人々に愛されている。
野生のパンダの1日を見てみよう。
彼らは、1日の6割を食事に、3割を睡眠にあてる。
ほんの1割だけが活動(遊ぶ)の時間だ。
なんてうらやましい!
ここのパンダも
ほとんどが寝転がって笹を食べているか、
微動だにせず寝息を立てていた。
だから、歩いている姿を見ただけで
テンションが上がってしまう。
ふと、我が身を振り返ってみる。
1日の大半をバス移動か、観光に費やし、
仕事なんて1日の1割にも満たない…。
美味しいものを食べ、知らない誰かと笑いあう。
端から見れば、パンダ以上に幸せな生活だろう。
このありがたみに感謝しつつ、 日本代表、
「平和友好のシンボル」として 旅を続けたいものだ。
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