ハルタビ’17(バルト3国編) #9 スノーマジックファンタジー


午前3時に目覚ましをかけ、空港に向かった。

真っ暗な道をタクシーは快適に走る。

いつも旅の終わりは

こうして車窓から街明かりを眺めるシーンだ。


これで計85ヶ国、

途切れ途切れだけど、10年旅を続けている。

また来たいな、そう思いながらも

なかなか同じ国に来ることはない。

まだまだ、行ってみたい未知の国があるから。


CZ656

5:50ヴィリニュス→6:40リガ

7:20リガ→9:00モスクワ


時計の針を巻き戻すように、

2つのフライトを経てモスクワに戻ってきた。

旅のはじまりの新鮮だった場所が

すっかり懐かし景色に思えてくる。


トランジットで12時間もあるため街に出た。

向かったのは赤の広場。

前に一度、この場所を訪れていたが、それは冬の夜。

クリスマスマーケットやイルミネーションがとてもキレイで、

おとぎの国に迷い込んだのかと思った。

−10℃のスノーマジックファンタジー。


今回は青空。 今日も雲ひとつないからすごい。

この9日間、ずっと青空で春の日差しをたっぷりと浴びた。

晴天確率99%、天気予報すら当たらない天気運w


赤の広場はやはり圧倒的な存在感だった。

建物ひとつひとつが巨大過ぎて、自分が小さくなったような気分だ。

クレムリン、ウスペンスキー、ワシリー…。

フォトジェニックな絶景たち。

こう毎日、すごい景色をみて過ごしているなんて

なんて幸せなことだろう。

日本の日常で、こうやって感動する機会が少ないことを痛感する。

とはいえ、毎日絶景でも疲れちゃうけどねw


世界一周旅からまもなく10年。

あいかわらず旅好きは治らないけど、

もう一度、長旅に出るのは正直しんどい。

年に何回か、1週間ほどの旅ができれば幸せだ。


赤の広場を外壁に沿って1周した。

1時間以上かかったと思う。

すぐ隣にはモスクワ川が流れていて最高のロケーションだ。


休憩がてらに老舗百貨店のグム百貨店に入ってみた。

150年近い歴史があり、中に入ると晩餐会でも開かれそうな、

レトロモダンな雰囲気。

吹抜けの天井からはさんさんと光が注ぐ。

何を買うでもないけど、この空間を味わうだけで楽しい。


最後はアルバート通りに移動し、

ムームーという、セルフスタイルのレストランに入った。

ここは好きなロシア料理を自分でとって食べられる。

英語が通じにくいロシアでは非常に助かる店だ。


アルバート通りは賑やかだった。

至る所で音楽を奏でていて、行き交う人でごった返している。

たくさんの街を歩き続け、疲れた身体、足どりも重たい。

やや傾きかけた西陽をまともに受けながら、

光りの道を夢見ごこちで歩いていた。

旅のチカラ、旅のカケラ

世界一周の旅、 それはもう遠い夏のようだ。 500日間世界を駆け巡り、 300を超える長距離バスに揺られた。 旅を終えて日常に復帰したが、 それでも時間を見つけては小さな旅を続けている。 旅のチカラに引き寄せられ、 旅のカケラを集めていく、 そんな毎日。

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