砂漠の朝。
昨日さんざんはしゃいだせいか、身体が重い。
歳がいもなく、砂漠を走り回り、飛び、転がり、
なぜか山崩しや走り幅跳びもした。
午後に宿に戻ったあとも、
ありえない景色の中にあるプールで泳ぎ、
夕食も人の3倍は食べた。
今日は首都ウィントフックに帰るだけなので、
ちょっと淋しい…。
コーラを片手にランクルに乗り込み、
ガイドが用意してくれたアップルパイを食べながら
砂漠のラストシーンに手を振った。
音楽を聴きながら、いつしか眠りの中に。
車中ずっと眠りこけ、目を覚ました頃には
車窓の景色は都会の街並に変わっていた。
2泊3日ナミブ砂漠ツアー終了!
車から降りた際、ガイドのジョーにチップを渡した。
日本人はチップの習慣がないから
どうしてもぎこちなくなる…。
金額もみなで相談して決めた200ナミビアドル(約2000円)。
結構な出費だったが、これが感謝のしるしであり、大人のマナー。
宿は『カメレオン』というウィントフックにある数少ない安宿。
ドミトリーで1泊90ナミビアドル(約900円)と、
他のアフリカ諸国と比べるとずいぶんと高いが、
朝食が付いているし、プールもある開放的な空間。
なにより、日本人が多いのがいい。
ここには2匹の犬がいて、絶えず行動を共にし、
じゃれあっている。プールに飛び込んでは、
ビショビショのまま擦り寄ってくるので
たまに「おいおい…」と思うのだが、それも愛嬌(笑
昼食はインスタント麺、夕食はパスタ。
近くのスーパーで食材を買い込み、
物価の高いナミビア対策をした。
食後は日本人で固まり、それぞれの旅話に華が咲く。
最後はなぜか「お遍路」話で、
日本人のバックパッカーの原点はお遍路じゃないか!?
と、大いに盛り上がった。
25歳の頃、“お遍路”をした。
そして今、時計の針が0時を指し、
33歳になった☆
ハッピー バースデー トゥ ミー♪
33歳の今、世界一周をしている。
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