そびえ立つ壁


街にはパレスチナの国旗がはためいていて、

チベットしかり、ウイグルしかり、

多くの市民が独立を願っている。 



釣り糸でいったら“おまつり”みたいに

歴史や民族や宗教や周辺国の国益や…

いろんな糸(意図)が絡み合っているんだろうなぁ。 



小林よしのり氏のような「ゴーマニズム宣言」は

とうてい語れないけど、

インターネットでパレスチナ問題を

ちょっと調べてみようと思った。 


最後に街外れ行ってみた。ある意図を持って。 

 

「壁」 

そこには高い壁がそびえていた。 

これが有名なパレスチナを囲む壁なのだろうか? 



フリーダム! 


壁に書きなぐられた文字が痛々しかった…。 

幻の24ヶ国目「パレスチナ」。 

いつの日にか独立国になって、

今日の足跡が国数に加わるだろうか。 



それにしても世の中に知らないことは多い。 

イスラエルの現状だってよく知らないし、 

聖地の意味も、その内容も。 

パレスチナだって、

なんでこんな状態になっているのか知らない。 


もっと危険な区域だと思ってたし、 

今日見た穏やかな街にくすぶる本当の悲しみも知らない…。 


本当に知らないの? 

いや知ろうとしていないだけじゃない…。 



痛っ! その通り。 

今日はいいきっかけになったと思う。 

懺悔の意味を込めて明日は

「悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)」を歩こうと思う。 


イエスが十字架を背負って歩いた道を。

旅のチカラ、旅のカケラ

世界一周の旅、 それはもう遠い夏のようだ。 500日間世界を駆け巡り、 300を超える長距離バスに揺られた。 旅を終えて日常に復帰したが、 それでも時間を見つけては小さな旅を続けている。 旅のチカラに引き寄せられ、 旅のカケラを集めていく、 そんな毎日。

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