ハルタビ'18(マレー半島編) ♯04 テイク・ア・チャンス


まだ観光客もいないハジイレーンに

朝の散歩に出かけた。 

アラブストリートの横にある小道で、 

様々なウォールアートが施されている。 

いわゆるインスタ映えスポット。  



英語も通じないローカルな食堂で朝食を摂り、

バス乗り場に向かった。  

事前にバスを予約してあったが、

時間を間違えて記憶していたので

ギリギリになってしまった。 

場所も分かりにくく、少し焦った。 




9:15 シンガポール→マラッカ(マレーシア) 


バス移動が好きで、しかも国境越えは楽しい。 

10年前に世界一周に出発したシンガポールから、

10年後にまた同じルートをなぞっているのは

なんとも不思議な気分だ。 

全てが懐かしく、 

でも10年という時の流れに

全てが新しい。 



そして国境を越えた――。  


マラッカについたのは14時だった。 

ホテルはマラッカ川沿いで、

窓からはリバービューが楽しめる。 

「ホ〜テルはリバーサイド〜♬」ってやつw 



街歩きに出かけたが、尋常じゃない暑さだった。 

これぞアジア!という容赦のない日差しと

まとわりつく湿度。 

10年前もこの暑さと闘ったのをよく覚えている。 



さて古都マラッカは、16世紀以降

オランダ、ポルトガル、イギリスと

様々な国の植民地支配を受け、

それぞれの影響を残した建造物や文化が多く残る街。 

だから、街並みも独特で 通りごとに違う表情を見せる。 



明日もマラッカを観光するので

今日は古い街並みを堪能しよう。  

中でもアンティークな雑貨店に心惹かれ、

プラナカンの雑貨や古いバティックを物色して回った。 

なかなか値がはるので今日は様子見をして

明日、これ!という一品を買うことにした。  



夕方、マラッカ川を優雅にリバークルーズ。 

ウォールアートが美しい街並みを眺めながら、 

小一時間ほどボートに揺られた。 



本日の〆はMasjid Selat Melakaへ。 

海に建つモスクで、夕日のスポットでもある。 

沢木耕太郎の『深夜特急』にも登場するマラッカの夕日。 

ゆっくりと太陽がマラッカ海峡に沈み、 

あたりをオレンジに染めていく。 


神秘的なモスク、気がつくとマラッカの旧市街も 

すっかりトワイライトの幻想的な色に変わっていた。 



いくぶん暑さがやわらぎ、

川辺のカフェで夜風に吹かれながら

こうして一日を反芻している。 

きっと、また10年後も 

色鮮やかにこの街を覚えていると思う。  

旅のチカラ、旅のカケラ

世界一周の旅、 それはもう遠い夏のようだ。 500日間世界を駆け巡り、 300を超える長距離バスに揺られた。 旅を終えて日常に復帰したが、 それでも時間を見つけては小さな旅を続けている。 旅のチカラに引き寄せられ、 旅のカケラを集めていく、 そんな毎日。

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