ブータンを食う!?


せっかくなので、ブータン料理を紹介しよう。

ブータン料理? うーん…、きっと何も思いつかないでしょう。


国境の街プンツォリンでは、

ブータン料理が食べられるお店を4~5軒目にすることができた。

実際にそのうちの2軒に入ってみたが、

どちらも同じようなメニューだった。


さてブータン料理の特徴だが、とにかく辛い!

なにこれ!?って感じの赤い料理が運ばれてくるので覚悟してほしい。

なんでも唐辛子を使った料理がほとんどで、

日本では唐辛子は味付け用だが、ブータンでは野菜として扱われている。

だから、丸ごとバクバクといただくのだ…。


主食は赤米とソバ。これは日本のものとそう変わらないので嬉しい。

まぁ、メニューを見ていても料理が想像できないし、

読み方すらわからない。

いちいち店員に説明を求めた。

そして選んだのがこの3品。


「パクシャ・パー」

「ヌガ・ツェモ」

「ケワ・ダツィ」



まずパクシャ・パーは、辛過ぎ!しかも豚肉の脂身をそのまま食べるので、

もうしつこい味…。これは失敗と。



つづいてヌガ・ツェモ。辛みは強いものの、久々の魚介類。

いいダシが出ていてごはんにかけると最高。これは成功と。



そして最後にケワ・ダツィ。(どんだけ食べるんだ…)

これはジャガイモのチーズ煮込みで、塩加減が抜群。

そのままでも、ごはんにかけても美味しかった。

これは大成功!(ちなみに2回オーダーした料理ですw)



食後はスジャと呼ばれるバター茶で一服。

150ニュルタム(約420円)も遣ってしまったが、

ブータン特需ということでよしとしよう。


いつかまた、ブータンに行きたい。

そんな鮮烈な、そして爽やかな余韻を残してくれた国。

不思議の国ブータンは、この旅の記念すべき12ヶ国目である。

旅のチカラ、旅のカケラ

世界一周の旅、 それはもう遠い夏のようだ。 500日間世界を駆け巡り、 300を超える長距離バスに揺られた。 旅を終えて日常に復帰したが、 それでも時間を見つけては小さな旅を続けている。 旅のチカラに引き寄せられ、 旅のカケラを集めていく、 そんな毎日。

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